PCドクター

さくらのオブジェクトストレージでうまくいかない場合の対処方法

「さくらのクラウド」のS3互換オブジェクトストレージがうまくいかない場合、こんな対処法でうまくいきました。

S3cmdをyumを使ってインストールすると

s3cmdのバージョンが、1.5が入ります。

.s3cfgに
signature_v2 = True と変更してもうまく動作しない。

そこで、 バージョンをダウンしてみました。
yumのepelレポジトリでは1.0が無いので、本家へ。

本家レポジトリ

Centos6系64bit

$ wget http://s3tools.org/repo/RHEL_6/x86_64/s3cmd-1.0.0-4.1.x86_64.rpm

$ rpm -ivh http://s3tools.org/repo/RHEL_6/x86_64/s3cmd-1.0.0-4.1.x86_64.rpm

インストールが完了したら、

初期設定

s3cmd --configure

access_key
secret_key

use_https
を設定して、保存。

追加設定

さくらのオブジェクトストレージ用に設定します。

vi ~/.s3cfg

下記の設定に書き換えてください。
host_base = b.storage.sakura.ad.jp
host_bucket = %(bucket)s.b.storage.sakura.ad.jp

これで、s3cmd sync などのコマンドが安定して使えるようになりました。

サーバー事業部
http://server.rainbow7.com/